一年の計は4月にあり
今日から4月。サクラの季節がやってきました。
『一年の計は元旦にあり』といいますが、
私の中では『一年の計は4月にあり』なんです。
と、いっても、“~したい”とか“~しよう”と思っていても、
意思の弱い私は流されっぱなし・・・
昨年は“手づくり市に毎月、出店する”と決め、
どうにかこうにか1年間、続けることができました。
今後もそれは、自分ができる範囲で続けていきたいです。
そして、今年は自分の中で思っていることを1つでも実現したいし、
近づいていきたいと思っています。
まず、しばらく、織機と向き合えていなかったので、
久々に“シャララ~、トントン(経糸に緯糸を通し入れる音で
私はこのように聞こえます)”とまた、布を織っていきたいと
思うようになりました。
布を織る作業は準備に8割、織る作業は2割なのです。
私はその準備が苦手なのですが、それをしないと
大好きな、織る作業に到達しません。
頻繁に【織】をされている方にしたら、
何を甘っちょろいことを・・・と思われるかもしれませんが、
つい、億劫になってしまいます。
でも、織っている時はとても至福の時間です
この前、【織】の恩師であるO先生から先生のお友達で
ご自分で蚕(かいこ)を卵の時から育て、繭から引いた糸を
季節の草木から色をもらって染め、創作マフラーを織って
いる染織作家のYさんの作品展のハガキが届きました。
早速、京都へ・・・。
ギャラリーにはYさんもいらして、初対面の私にも丁寧にお話して
下さいました。作品はその人を映し出すものと聞いたことがあります。
それはそれは、とてもやさしい色と柄と感触でもちろん、同じものは
ありません。
「お蚕さん(敬意を表して)とのコラボレーションです。」とYさんは
おっしゃってました。
私はお蚕さんにお世話になっているのに、どうもあの形が苦手で、
Yさんのように一から育てることはできませんが、自然の営みが
作り出す糸や色を大切に織っていきたいと思います。
もちろん、【染色】も続けていきます
下記画像、Yさんの作品。
画像(真ん中)少しブレていて申し訳ございません。
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